確かに、皮脂はそのままにしておくと、紫外線により酸化して、肌にダメージを与える物質に変化してしまうので、取り除くのが望ましい。
しかし、皮脂には肌表面をコーティングして、潤いが外に飛んでいくのを防ぐ働きもあり、取り除きすぎると肌が乾燥してしまいます。
明確な基準はないものの、脂取り紙を使うのは、一日に1回ないし2回程度にとどめるのが、無難なところ。やはり一日に3回以上はやりすぎです。強力に皮脂を吸収する脂取り紙ではなく、肌当たりがやわらかく皮脂の吸収も適度なティツシユなどで代用するのもオススメ。
皮脂は取り除くべきですが、取りすぎには注意。
ズバリ、そんなことは、あり得ません!答えは簡単。私たち人間は哺乳類であり、哺乳類は肺呼吸です。皮膚呼吸はほとんどしていません。小学校の理科の授業を思い出せば分かること。私たちの肌は、毛細血管を流れる血液からにじみ出た組織液から、酸素と栄養を受け取り、二酸化炭素と老廃物を受け渡しています。
酸素と二酸化炭素のやりとりはすべて血液を介して行うのが人間です(血行がよいことが肌にとってどんなに大切か、もうお分かりですね)。しかも、私たちの肌には、酸素はおろかどんな物質も簡単には通さない、強固なバリア機能が備わっているのです。ファンデーションを塗ると皮膚呼吸できなくなる…。マニキュアを塗ると爪が呼吸できない、は単なる思い込みだったのです。
「医薬部外品」(薬用化粧品)とは、効果効能が認められた有効成分を一定濃度含有するもので、メーカーの申請に基づいて厚生労働省において承認されたものをいいます。ちなみに、「医薬部外品」の化粧品には、美白、肌アレ、ニキビなどのカテゴリーがあります。「医薬部外品」は、美白なら「アルブチン」などのように、美白に効果があると認められた成分を一定の割合で配合しているものを、意味します。
しかし、この「医薬部外品」。メーカーが新たに開発した新規の成分で承認を受けようとすると、とんでもない費用と労力がかかる場合がほとんど。
そこでメーカーのなかにはあえて「医薬部外品」の承認の申請をせすに、「医薬部外品」の”冠ナシ”で発売するケースがあるのも事実。こうした、名
より実を取ることで世の中に出ている成分もたくさんあります。メジャーなところでは、美白の「甘草エキス」など。
また、「医薬部外品」においては、有効成分の含有量の上限も設定されています。そこで、あえて成分の濃度の上限を超えてより高い効果を追求
した化粧品も実際に存在します。
つまり、「医薬部外品」は効く!けれど、「医薬部外品」じゃなくても効く!化粧品はあるというわけです。
鉱物油。すごく感じの悪い言葉ですよね。でも、英語のミネラルオイルだったら、どうでしょう? とたんに、よい印象をもちませんか? 石油だって、元をたどれば地下に眠る太古の生物からなる、自然の素材。もちろん、化粧品に使われる際は、十分に安全なレベルまで精製されます。ちなみに皮膚科で処方されるワセリンも立派な!?鉱物油です。
一方、植物油のほうはどうかといえば、植物由来ゆえに得られる美肌効果がある一方、精製度が低ければ肌にトラブルを起こす危険性も…。植物だからすべてが肌にやさしい、というわけではないのです。
賢い化粧品ユーザーとは、鉱物油か植物油かだけでジャッジするのではなく、でき上がった化粧品の総合点で判断できる人のことです。
自然派化粧品というと、とにかく肌にやさしいイメージですが、実際はやさしいだけではないのが、自然派化粧品。じつは、”毒にも薬にもなる”ほど強力なパワーを持つのが植物。仮に自然の恵みを100%生かすことができれば、きっと驚くほど美肌効果の高い化粧品ができるはずです。
事実、最近ますます注目度が高まっているオーガニック系のなかには、ケミカル系もピッタリのパワーコスメも存在。つまり、自然派化粧品のなかでも、原料や製法にトコトンこだわったものならば、ハッキリ。結果を出せる・のです。
ただし、”自然派”の定義じたいがあいまいなので、こだわりのある化粧品を見抜くのが難しいところ…。植物のパワーは意外に強力!自然派化粧品にも”効く゛アイテムはたくさんあります。
あり得ません!かつてテレビでこんな実験をしていました。世の中で最も汚いものは何か? そこで、人間の手の平と便器についている雑菌の数を調べたところ、なんとほとんど同じだというのです。
さらには、人間の手のひらより電車のつり革のほうがむしろ雑菌の数が少ないという話も…。私たちの手のひらは意外に汚い。そんな手のひらに出した化粧水やクリームを容器に戻していいわけがありませんね。クリームについているスパチュラ(へら)も単なるオマケではありません。ボトルに指を突っ込むなんてもってのほか。
いくら化粧品に防腐剤や保存料が使われているからといって、これでは品質が維持できなくて当たり前。洗顔の前に手洗いを。お手入れの前に手を清潔にすることはスキンケアの超常識です。
バスルームは化粧品を腐敗させる最も危険な場所。そもそもバスルームは、湿気が多いのはもちろん、温度の変化も大きく、雑菌が繁殖しやすいところ。化粧品の保管条件としては最悪といえます。その上、キャップがゆるんでいたとしたら…。
水が入って化粧品の防腐効果が弱まったところに、雑菌が混入して繁殖が始まります。これが、変な臭いや水っぽさや溶け出しの主たる要因。こうなったら、もう使わないほうが肌のためです。ちなみに、歯磨き粉や歯ブラシも置きっ放しにしないほうが歯のためです。
バスルームで使う化粧品は、キャップをきちんと閉め、湯がかからない場所に置くこと。化粧品に高温多湿は禁忌。バスルームに放置は厳禁。化粧品をよい状態で長く使うためにも、保管方法には気を使って。
化粧品はケチケチ使っていては、思うような効果は得られません。最低でも、使用説明書にある規定の量を使わなくてはダメ。美肌の持ち主には、規定の量の3倍も5倍も使うというツワモノもいるほど。
そもそも化粧品は、安かろうが高かろうが、使用量を守ったほうが、早く効き目を実感しやすいもの。シミやシワなどのトラブル対策やアンチエイジング対策も、規定の量を使ってこそです。しかし、化粧品メーカーが調査した結果によると、じつに多くの人が規定より少ない量しか使っていないそう。
1か月で使い切る量の化粧品を、3か月もかけて使っていたのでは、美白やリフトアップ効果がイマイチなのも当然。化粧品は、最低でも規定の量を使うのがルールです。
ズバリ、ダメです。理由は2つ。ます、夜用のクリームには日焼け止め効果がないからです。肌の老化の最大の原因は紫外線。日焼け止めは朝のお手入れの最大の課題です。また、夜用のクリームは、睡眠中の角層のバリア機能の修復のために、保湿力が高めに設定されているものが多数。朝のお手入れにおいても保湿は重要な課題ですが、すぐにペースメークをすることを考えると、保湿力は高くても肌なじみのいいものを選択すぺきです。
そもそも、朝の肌と夜の肌では、肌がおかれている環境が違うため、肌の機能にも大きな違いが。
夜の肌は、昼間に受けたダメージを修復し、新たな肌をつくり出すための、”修復”モード。夜の10時~翌2時は「肌のゴールデンタイム」といわれるように、肌の修復活動が最も盛んになるのが深夜の時間帯です。だから、夜の肌には修復をバックアップするお手入れ
が必要です。同時に、角層のバリア機能を修復するケアもマスト。最近の研究では、夜中のある時間帯に、角層のバリア機能が一時的に低下することが、解明されてきました。夜に保湿力の高い乳液やクリームを使う意味は確かにあったのです。
朝の肌は、外で待ち受けている紫外線や乾燥のダメージから肌を守るための、”防御”モード。朝の肌には防御をサポートするお手入れが必要です。朝に絶対に使わなくてはならないのが、紫外線のダメージから肌を守る日焼け止めです。
夜は、”修復”。朝は、”防御”。
夜と朝のお手入れはハッキリと変えてこそ、お手入れの意味を成すのです。
大きな間違いです。スキンケアは1ステップごとにしっかりと肌になじませることが大切。化粧水がビショビショに残ったままの肌では、美容液が入っていくことができませんし、乳液やクリームもズルズルと上滑りしてとまりません。こんな状態でメーク下地やファンデーションヘ進んだらどうなるか、もうお分かりですね? メーク下地やファンデーションはムラやスジだらけ。ペースメータを素肌のように薄く均一につけることは100%ムリです。しかも、肌とメークがピタッと密着して一体化していないから、化粧くずれも早まってしまう。。キレイは急がは回れ!
ひとつひとつしっかりとなじませることこそ、スキンケアの効果を最大限に引き出し、化粧くすれしないペースメークをつくる、意外なポイントだったのです。